【実施日】2021年10月30日(土曜日)
【天 候】晴れ
高知県には白髪山と呼ばれる山が2座あります。
ひとつは東部の「物部の白髪山、もうひとつが今回登った
中央部の「本山の白髪山」通称「奥白髪山」です。
天然桧と白骨林が有名で、春のシャクナゲの美しい時期には
多くの登山者で賑わいます。
登山道としては北からの「汗見川コース」あるいは東からの
「行川コース」から登るのが一般的ですが、今回は難易度を上げて、
南の滝山登山口から山頂を目指しました。
滝山登山口です。名前のとおり見上げるような岸壁と流れ落ちる滝の下から
登り始めます。
200mほど登ると断崖の上に出ます。展望台からは高知方面の山々や
放射冷却による雲海が見えました。
山頂からは南面に展望が開け、東は剣山まで見えました。
帰りに白髪山の南西斜面にある八反奈路に寄りました。
樹齢500年を超える桧やブナの巨樹と、巨岩には見事な苔が生えていました。
八反奈路(広い平らなところ)には観察路がありますが、見て回るには秋の日が
短く、春の新緑の頃がよいかもしれません。