【実施日】2021年11月21日(日曜日)
【天 候】晴れ
【参加者】21名
【コースタイム】
技の館駐車場7:05−No.1観音像9:40−黒岩大権現10:25−10:30大山山頂10:40
−11:10大山寺12:00−技の館駐車場13:30
晩秋の1日、阿讃山脈の東部、上板町の大山へ登ってきました。
大山へは上板町神宅からの「遍路道コース」がよく利用されていますが、
今回は上町町泉谷からの「観音道コース」から山頂を目指しました。
「観音道」は古くは麓の和泉寺から8合目にある大山へ続く参詣道であり、
地元の保存会の方々によって復元された道です。
道傍には名前の由来とになった観音菩薩像が置かれ、要所要所に道標が
付けられています。
観音菩薩像です。33体置かれ、起点の和泉寺に33番、終点の大山寺に
1番の菩薩像が置かれています。
登山道です。よく整備された、自然林の中を歩きます。
もちろん山道なので、こんな気の抜けない箇所もあります。
全体をとおして単調な道が続く「遍路道コース」とは違った趣があります。
山頂直下の黒岩大権現までやって来ました。
石段を登れば山頂はすぐそこです。
大山山頂です。
一等三角点の前で集合写真です。
山頂にある「天測点」です。
「天測点」は、星の観測から観測地点の緯度経度を
決める天文測量を行う地点として定められた場所です。
全国に48地点置かれ、四国にはここと高知県の五在所森の
2地点に置かれていました。
現在では測量は行なれていませんが、その名残の
コンクリートの台座が残されています。
大山寺境内の大銀杏が見事に色づき多くの参拝者で賑わっていました。
大山寺は毎年3月に行われる力餅で有名です。今年は残念ながらコロナ渦
のため力餅競べが行われませんでした。コロナ渦が一刻も早く去ることを
願うばかりです。