【天 候】晴れ時々曇り
【参加者】7名
奥工石山は高知県本山町北部に位置する標高1516mの山です。
この地に逃れた平家の落人が「この石が喰えるものならば」
と嘆いたところからついた「喰石山」が転化したという名の由来
が残っています。
春のアケボノツツジ、ミツバツツジやシャクナゲ、秋の紅葉が
有名で、多くの登山者で賑わいます。
ただアプローチに難があり、いくつかある登山口に向かう
林道はいずれも悪路です。
白髪林道を経て竜王峠へ向かいます。
竜王峠から見た奥工石山山頂方面です。
この後ガスが捲いてきて眺望が無くなってしまいました。
今回は竜王林道登山口に車を置いて頂上へ向かいます。
中腹には苔むした岩場や、ブナの大木、バイケイソウの群落
が見られました。
山頂南側の高知県天然記念物「紅簾石英片岩」の大露頭を経由して
奥工石山山頂に到着です。山頂には今回のテーマである
一等三角点が置かれており、一等三角点百名山に選ばれています。
山頂からすこし下ったところにある「ユルギ岩」です。
この上で昼食をとりましたが、高さ10m以上あり
スリル満点です。
ユルギ岩に咲いているアケボノツツジです。
下山路の尾根筋にはアケボノツツジやミツバツツジ
の競演が見られました。